京都府の記事

工夫して計算する=遠回りな計算!?

 

京都府にお住まいのみなさん。こんにちは。

家庭教師「学参」です。

いつも「学参」のブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は「学参」京都市伏見区エリア担当が更新いたします。

 

 

 

 

今日は、小学生の算数のお話です。

 

小学4年生で、「計算のくふう」という単元を習うんですが、

よくこの単元でつまずいてる子が多いです。

 

 

「計算のくふう」というのは、

・ ☐+〇=〇+☐

・ ☐×〇=〇×☐

・ (☐+〇)×△=☐×△+〇×△

 

というもので、

中学校でもこの「分配法則」を習います。

 

 

この「計算のくふう」のやり方を覚えれば

計算がやりやすくなるよー!というものなんですが、例えば

 

☑ 14+36+72

 =(14+36)+72

 =50+72

 =122

 

☑ 102×7

 =(100+2)×7

 =100×7+2×7

 =700+14

 =714

  

 

このような解き方をしていきます!

 

 

学校のテストでこの計算のきまりを使わずに解くと

×をつけられるところもあるそうですが、、、

(学校の先生が教えたところなんで仕方ないんですけど。笑)

 

 

でも子どもからすれば

「こんなん筆算で計算したほうが速いやん!」

めんどくさがってこの計算のきまりを使って解こうとしません。

  

 

確かに、

カッコをつけたり数字を分解させたりと途中式が多くなるので

遠回りして解いているように見えますよね。

  

 

 

子どもにとって、

「このやり方をなぜわざわざ使って計算しないとだめなのか?」

という疑問が解消されないまま、やり方が理解できないまま、

学校の先生も授業を進めてしまうので

どんどんつまずく子が増えていってしまうのです。

 

 

 

算数や数学という教科は、積み上げ教科なので

こうやってひとつ理解できないものがあると

その先でも必ずつまずきます。

  

 

中学生になって数学が苦手という子の要因は、

ほとんど小学校時代の算数の理解度に

あるといっても過言ではありません。

(練習量の不足も要因のひとつではありますが、、、><)

 

 

 

なので、つまずいている単元があればそのままにせず

次学年に上がる前のこの時期にこそ

しっかり苦手を克服しておかなければなりません!

 

 

 

「勉強のやり方が分からない」

「一人では集中できない」

という方は、ぜひ一度「学参」の体験授業

受けてみてください^^