中学受験 合格体験記

南山中学校女子部に合格しました!

名古屋市守山区の加藤椰矢子(ややこ)さんとお母様より

今回、南山中学校女子部に見事合格した加藤椰矢子(ややこ)さんとお母様に、学参で担当させていただいた佐藤がインタビューさせていただきました。
喜びの声をぜひお聞きください。

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   佐藤:南山女子、合格おめでとうございます。
椰矢子さん:ありがとうございます。
   佐藤:受けられた学校はどこがありますか。
椰矢子さん:南山女子、愛知淑徳、金城、聖霊です。滝は遠いので受験はせず、実力養成のために過去問を解きました。
   佐藤:合格して、今の正直な気持ちはどうですか。
椰矢子さん:うーん、あまり、実感がわかないですけど、うれしいです。
   佐藤:じゃあ今後、4月から中学校生活が始まりますが、どういう学園生活にしていきたいですか。
椰矢子さん:小学校のときには、塾とかで部活ができなかったので部活をしていきたいです。
   佐藤:なにに入るか決めた?
椰矢子さん:まだぜんぜん決めてないです。でも、文化部系かな。
   佐藤:ピアノがすごいらしいね。
椰矢子さん:受験直後の3月に受けたピアノコンチェルトのオーディションに受かったんです。8月にオーケストラと共演します。
   佐藤:ほー、すごいですねぇ。よく、「ピアノやめたほうがいいですか」とか、「サッカーやめたほうがいいですか」とか聞かれるんですけど、そういう子たちのために参考になるお話をしていただけたらと思うんですが。6年生のときもピアノも平行してされてきたんですよね?
椰矢子さん:はい。
   佐藤:勉強もピアノもとなると大変だったと思うんですけど、どうやって効率よく両立させてきたんですか。
椰矢子さん:塾の宿題は塾でやってしまうとか。家でだとやる気がでないからってのもありますけど(笑)。
   佐藤:あー、なるほどねぇ。自習室を使ったんですか。
椰矢子さん:平日とかも自習していました。
   佐藤:で、帰ってきたらピアノをやると。
椰矢子さん:はい。
   佐藤:なるほど。では、宿題をやっていてわからないところとか、質問とかはどうしていたんですか?
椰矢子さん:その場ですぐに先生に聞いてました。あと、一緒に自習している友達に聞いたりもしていました。
 
インタビュー1

   佐藤:必ずその場で疑問を解決してしまうということですね。では実際に、過去問を始めた時期はいつですか。
椰矢子さん:過去問は、南山女子のを2学期の最初のころから塾でやり始めました。あと、滝と淑徳の過去問を自習時間とかで6年間分やりました。
   佐藤:それも自習時間にやってしまったんですね。女子(校)は問題が多いから、問題を解くスピードをつけるために、たくさんの問題を解くのはしんどくなかった?
椰矢子さん:最後の問題までいけるように、全部は答えてないです。わからない問題とか難しそうな問題は飛ばして、すぐ次の問題に移っていました。
   佐藤:なるほどね。ちなみにご自身の中で、どれくらい考えてわからなかったら次に進もうっていう目安ってありました?
椰矢子さん:自分が苦手な問題だと、(問題を)読んですぐに移っちゃうって感じで。
   佐藤:南山女子の国語は非常に記述量も多いんですね、愛知県で二番目くらいに。中学受験は「国語が足をひっぱって」っていう子も多いんだけど、本が好きなんですよね?本は6年生になっても読んでました?
椰矢子さん:本を読むのは大好きなので、読んでました。
   佐藤:どういう本を読んでたの?
椰矢子さん:ハリーポッターとか、もう3回くらい。
   佐藤:ほかに読んでおもしろかったなっていう本をあげると?
椰矢子さん:えー、なにがあったかなぁ。
  お母様:ベットの横に本棚があって、夜寝る前にとっかえひっかえ、さまざまな本を読んでたみたい。
椰矢子さん:伝記かなぁ。ヘレンケラー、マザーテレサ。
   佐藤:どういうところがよかったの?
椰矢子さん:「あきらめないで」みたいな感じが、すごいなぁって思って。
   佐藤:なるほどねぇ。国語の記述の問題で、「自分の考えたことを書きなさい」とか、「この言葉とこの言葉を使って書きなさい」とか、そういうのを書くのは苦にならなかったですか?
椰矢子さん:自分の考えを書くのはあんまり得意じゃなかったです。まぁ、なんとなくで
(笑)
   佐藤:では、受験勉強をやっててよかったっていうのはありますか。
椰矢子さん:こんな風に切羽詰った感じで勉強をやることってないから、すごい達成感があります。
   佐藤:では、一番、苦しかったことってなんですか?
  お母様:入塾が5年生の夏でしたので、授業を受けないまま置き去りになっていたのが、社会の地理なんです。
   佐藤:で、これを家庭教師でご利用いただいたということですね。
  お母様:はい。
   佐藤:家庭教師の先生の授業は、どういうところが一番よかったですか。
椰矢子さん:テキストに書いてない豆知識とか、よく似た言葉でなにが違うのかとかを教えてくれました。
   佐藤:ただ読んではわからないところをね、こういうところを注意してねってとかですね。苦手科目はどういうふうに克服していきましたか。
椰矢子さん:最後の1ヶ月で、何回も何回もやりました。過去問を15年分です。
  お母様:明倫ゼミナールの個別で(過去問を)教えてもらっていました。

インタビュー2

   佐藤:最後に後輩たちにメッセージはありますか?
椰矢子さん:自分が苦手な教科や問題をいっぱいやって、とにかく慣れてください。あと、何時までに宿題をやって、何時からは過去問をやるとか、自分で時間で区切ったりするといいと思います。
   佐藤:メリハリを効かせた生活をするってことですね。それが、ピアノとの両立にもつながったんですね。今後の活躍にも注目していきたいですね。本日はありがとうございました。