千葉県の記事

音読み・訓読み

千葉の皆さんこんにちは!

家庭教師学参 千葉エリア担当の久保です。

 

今、小学3年生や小学4年生の国語の授業の問題文に、
「音読みならカタカナ、

 訓読みならひらがなで読み仮名を書きなさい」
という問題をよく見かけます。
 
読み方は間違っていないのに、
その読み方が音読みか訓読みかが分かってない・・・
 
そんなお子さんが多いですよね!
 
家で、「音読みと訓読みの違いって何?」
と聞かれたら、どう答えますか?
 
正解はないのですが・・・
よくない答え方があります。
 
「カタカナで書いてるのが音読み!

 ひらがなが訓読み!」
 
このアドバイスでは、
漢字の「書き」の練習では活かされるかも知れませんが、
「読み」のときは使えません・・・


そんな意外と教えるのが難しい「音」と「訓」の覚え方&教え方★
 
これが正解というわけではありません。
 

「音読み」と「訓読み」の生まれた場所を伝える
「音読み」は中国で生まれた。→カタカナで書く。

読み方を言われると、

ぱっと漢字がでてこないいろんな漢字が頭に浮かぶのどちらか。


「訓読み」は日本で生まれた→ひらがなで書く。

送り仮名があるのも訓読み
読み方を言われると、その漢字の意味が分かるすぐにその漢字が出てくる。
 
説明だけだと、「?」のお子さんも多いので、

 例を出して説明してみる
お子さんの名前や苗字だと親近感があって良し◎)

(例) 山田 太郎くん
「山田」の『山』の音読みと訓読みをそれぞれ確認(お子さんに言ってもらう)

『山』音:サン
「サンって書いてって言われても『算』や『参』やなどあるから分からないよね~」


『山』訓:やま
やまって書いてって言われたら『山』が浮かんでくるよね」

これが「音」と「訓」の違いです!
 
奥深い・・・
「カタカナ」「ひらがな」だけでなく、
詳しく説明+例があるだけで、「忘れにくく」なります!
 
『馬』や『紙』も説明しやすい漢字の例です!
 
レベルがあがると、熟語の問題
(例)色紙 音→?
      訓→?
も出してあげると練習になりますよ
 
ちなみに・・・
色紙 音:シキシ
    訓:いろがみ

が正解です!