千葉県の皆様こんにちは。

学参の金子です。

私立高校の入試が近づいてきました。

推薦の作文や小論文の対策を行っています。

推薦の作文は字数も多くなりますので、文章構成をきちんとしてから書き出さないと、結論と自分の言いたい事がづれる可能性が、県立の入試作文に比べて多くなります。

作文用紙の使い方や、文を書くところのルールを押さえられている方には如何に速く、筋道の通った文にしていくか？と言うレクチャーをしています。

ただ、最近思うのが、文章を書く能力が中学生下がってきているなあと感じています。

理由はなんだろう？と考えますと、新聞をほとんど読んでいないですね・・・。というかお家で新聞を取っている方が非常に少なくなってきたなあと思います。その為、情報を入れていく窓口がテレビ・インターネット（ヤフーニュース）・ユーチューブになっているのではと考えています。

これらは割とカテゴリー分けがされていますので、自分の興味のあるもの以外はほとんど目に入っていかない・・・。興味のある分野は強いですが、一般教養的なものに目が行っていない現状があるのではないかと思います。

その為、時事ニュースを使った小論文に対して本当に弱くなってきているなあと感じています。

また、女の子は昔は、お手紙でやり取りしたりしていて比較的男の子よりは文章書ける生徒様多かったですが、ラインの絵文字で終わらせてしまうようなコミニケーションが増加している為、苦手にする子が増えてきている印象です。

僕自身は、女性が作文が上手い理由は、相手に気遣いながら文章を書くことができるからではないかと思っています。こんなこと書いたら、相手が、気分悪くならないかな？とかこんな風に書いたら喜んでくれるかな？とか。こんな些細なところが読みやすい文章を書く上でとても大切な事だと思っています。

最近はワンフレーズ「いいね～～。」とか「それな～～～。」とかで終わってしまっていますよね。

これも時代なんでしょうか・・・。

作文や小論文は、大学入試、はては就職時にも必要な内容です。面倒くさいかもしれませんが、入試を一つのきっかけにして文章を書けるようにしていきましょう。

僕自身が作文・小論文で最も磨いて欲しい事は、「自分の意見を分かりやすく簡潔にまとめて伝える技術」です。

これは生きている間は、コミニケーションとる上で、一生ついて回りますからね！！