高校生向け:推薦入試について
本日は高校生向けの内容です。
高校3年生は6月を中心に大会が行われ、実質引退、
という形の生徒様が多いかと思います。
進学を希望している方は1学期の期末テストが最後で
内申点が決まりますし、就職を希望している方も同じく
この内申点で推薦がもらえる企業などが決まってくると思います。
1年生の方、2年生の方、来年の夏までにはある程度の
進路を決めていかなければならなくなります。
進路といってもどんなスタイルがあるのか?
も少しずつ把握していって欲しいな、と思いましたので
本日は、推薦入試について紹介です。
そもそも、推薦入試には「指定校推薦」と「公募推薦」
の2種類があるんですね。
■指定校推薦⇒大学側が各高校に受け入れたい人数を決め、
条件をクリアした生徒が受験できる制度。
レベルの高い高校ほど、受け入れる枠が多くなるのが特徴です。
試験内容も書類審査と面接、といった所が多く、
条件にクリアして受験する生徒の合格率はほぼ100%
とメリットが高い一方、そもそも枠が限られてくるので、
簡単に選ばれません。成績上位者から早い者勝ちになっていきます。
■公募推薦⇒大学側の条件をクリアし、
校長先生の推薦がもらえればだれでも受験が可能です。
ただし、通知表の評定平均〇〇以上、
3科目の評定平均〇〇以上と、成績に対しての条件が主となり、
試験内容も書類審査、面接、諸論文、2科目受験といった形で
合格するかは実力が求められてきます。
特に公募推薦は自己推薦やスポーツ推薦と種類が多く、
自分で何が条件をクリアしているのか?を確認する必要があります。
ただし、センター入試や一般入試は年明けに実施されるのに対し、
これらの2種類の推薦入試は11月に試験&合否が決まる
といったメリットもあります。
大学入試は様々な制度がありますので、自分にあった受験スタイルを
見つけて、進路を実現していって欲しいな、と思っています。