宮城県の記事

古文の読解について

宮城県の皆さん、こんにちは。
学参の伊藤です。
今日は古文の勉強について少しお話したいと思います
「古文は英語以上に何を書いているのか分からない!!」
という声を耳にすることがあります
この原因は 
①古文では動作主(主語)が省略された形で書かれることが多いこと
②古文では会話部分に「  」がついておらず、改行しないため
 会話部分・描写部分・心情の区別が出来ない
というところにあります。
つまり主語がはっきり分かって、会話部分、状況の描写部分の区別がつけば比較的読み取りやすくなります
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ではどうすればいいかというと、
①登場人物をはっきりさせ、「誰の動作か」を明確にすることです ※ヒントは敬語の有無
 (身分に応じて敬語が使われています)
②文章の中から「と」あるいは「とて」を見つけることです
 『と』や『とて』の前までが会話部分(考えている内容部分)です
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上の二点に気をつけて読むと 内容把握がしやすくなるのです
あとは 繰り返し多くの作品を問題を通して読むことで
「歴史的かなづかい」や「係り結び」も理解できるようになります
たくさん問題を解くことは古文に限ったことではありませんが
受験に向けてとても大切なことです
是非 参考にしてみてくださいね!