広島県の記事

「勉強した」 とは?

さて、本日でテストが終了した学校もあると思います。

終わったばかりではありますが、
これからは1年間の総復習に取り掛かってもらいたいですね。


「この子ほんと勉強しないんですよ先生」
「俺(私)ちゃんと勉強してるよ!」

お母様とお子様で
このようなやり取りを見ることがたまにあります。


ではなぜ認識に違いが生まれるのでしょうか?

①保護者のいない時間にやっている
 保護者の目に付かないようにやっている

不思議なもので、親の見えるところでは
勉強したくないと思っている学生は多いです。
こそっとやっているかもしれませんから、
「どんな風に勉強してるか教えてごらん」
と普段の様子を聞いて見てください。


②勉強をしている「つもり」「フリ」になってしまっている

「机に向かう」ことと、「勉強をしている」ことは、
イコールではありません。

休憩や居眠りの時間を除いてどれだけ勉強しているか、
一度計ってみるとよいでしょう。

何となくがんばっていたつもりでも、
「真の勉強時間」は意外なほど少ない、
ということがあり得ます。

もしそうだったら、スマホが手元にあるからなのか、
部活で疲れているからなのか、集中できない原因を探してみてください。


③「勉強をした」のレベルがそもそも低い

大人から見た「勉強した」と子どもたちの「勉強した」
は同じではありません。

この場合は認識を変えてあげないといけませんから
「じゃあ今日やったところがテストに出たら解ける?」
と聞いてみてください。
解けるなら問題ありません。勉強時間が短くても結構です。
ちょっとでも悩むようならそれは足りていません。


大きく分ければ理由はこの三つです。
それぞれのご家庭にあった対処方法を
使っていただければと思います。