学参 受験情報ブログ

中学受験対策!
関西の有名塾の特徴と家庭教師の上手な利用方法

中学受験では多くのお客様が塾のサポートに家庭教師をつけます。今回は特にお客様からのサポート対策のご希望が多い関西の有名塾について、塾ごとの特徴と家庭教師の上手な利用方法についてお伝えさせていただきます。

浜学園

【特徴】
関西一円に教室展開する、中学受験の老舗。灘中をはじめとして、関西の難関校に多数合格者を毎年輩出している。
クラス編成は学力別にH・S・Vクラス。浜オリジナルの授業用宿題用補助テキストがあり、算数テキストは特に有名。
「授業→家庭学習→復習テスト」というサイクルを徹底させる復習主義を掲げており、サイクルで取り組むべき学習量は多めのため、意欲的に学習に取り組む生徒が多い一方で、クラスによっては宿題の量の多さに苦労する生徒が多い。

【家庭教師の上手な使い方】
学習意欲や学習レベルの高い生徒にはレベルに応じて浜学園の教材から問題を絞り込み選択指導しつつ、具体的な難関志望校別へ傾向対策をすることが可能。
逆に浜学園の学習サイクルや課題の量について行くのに苦しんでいる生徒に対しては授業のフォローをしつつ理解が不足している項目を単元ごとに把握し、復習させていく事が出来ます。


日能研

【特徴】
全国に教室展開。内容はやや関東寄り。全国対応レベルの独自テキストを使用した授業をしている。子どもみずから学び、考えることを重視しており、公式や知識をつめこみ覚えるだけではなく、そもそもの成り立ちや性質などを考えさせるようなテキストになっている。
そのためか、テキストの評判は良いが解説が簡素であり、解説をざっと読んだだけで完璧に理解するのは難しいかもしれない。自主性を重んじる姿勢から、宿題にあたるものを家庭学習と呼び、テキストとは別に家庭学習用の別冊問題集がある。

【家庭教師の上手な使い方】
自主性を重んじていて、みずから学ぶ姿勢を大切にしているのが特徴なのですが、自分で考える訓練ができておらず逆に正直何をしたらいいかわからない、と混乱してしまう小学生も少なくないです。
具体的に今どこでつまずいて、どう修正すればいいのかというコーチングが必要なときに、1対1ならではの家庭教師で具体的に計画と後追いが出来ます。



勉他にも「馬渕教室」「希学園」「能開」など様々な有名な中学受験の塾が関西にはあります。ついつい塾模試での偏差値だけで一喜一憂しがちですが、大切なことはお子様にとって塾でやっていることがちゃんと機能しているのか、機能していないのであればその原因は何か、を知ることです。特に塾で消化不良が起こっているのであれば早めに手を打ちましょう。通っているだけでは学力は伸びません。

※学参のHP内にも詳細を載せていますので、ご興味ある方は中学受験コースのページからご覧ください。